Transmit 5では今日AWSで提供されている多くの機能が新たにサポートされました。ここではその詳細について、下記の通りご紹介します。

新リージョンのサポート

以下のリージョンがサポートされています:

  • Frankfurt
  • Ireland
  • Hong Kong
  • London
  • Montreal
  • Mumbai
  • Northern California
  • Northern Virginia (Default)
  • Ohio
  • Paris
  • São Paulo
  • Seoul
  • Singapore
  • Stockholm
  • Sydney
  • Tokyo
  • US GovCloud West

Support for IAMロール

Transmit 5.5ではAWS IAMロールの使用がサポートされました。より詳しい情報はこちらをご参照ください。

大容量ファイルのアップロード

Transmit 5では976GBまでのファイルアップロードがサポートされます。5GB以上のファイルは自動的に、マルチパートアップロードを適用し処理します。

マルチパートアップロードに関する重要な情報: 5GB以上のファイルのアップロード中、接続が失われるなどの何らかの理由により中断された場合、パートがそのままAmazon S3に残されます。そして残されたパートは保存されているため、_パートに対して支払いが発生し続けます。_これはキャンセル処理が完了するまで適用されます。意図しない切断やクラッシュ等の理由でマルチパートアップロードが中断された場合、Transmit 5は自動的にキャンセル処理を行おうとします。しかし念のため、Amazon S3のライフサイクルルールをあらかじめ設定しておくことを強くお勧めします。以下にその方法をご説明します(適切なS3アカウント権限が必要です):

  1. AWS コンソール: https://console.aws.amazon.com/s3 にサインインします

  2. 左のバケットリストから設定したいバケットを選択し、右上の “Properties” をクリックしてバケットのプロパティを表示します

  3. “lifecycle” を選択します

  4. “Add rule” を選択します

  5. Choose Rule Targetで “Whole bucket” を選択します。

  6. “Configure rule” で “End and Clean up Incomplete Multipart Uploads” にチェックします。

  7. 完了しなかったマルチパートアップロードをクリーンアップするまでの日数を設定します。(デフォルトでは7日間に設定されており、多くの場合変更の必要はありません。)

  8. “Review” を選択します

  9. 任意のルール名を入力し、“Create and Activate Rule” を選択します

ストレージクラスと暗号化のサポート

アップロードファイルにストレージクラスおよびサーバー側の暗号化を適用できるようになりました。サイドバーのファイルインスペクタから設定が可能です。

サーバー側の暗号化ならびにストレージクラスに関する詳細についてはAWS ドキュメントページをご参照ください:

Amazon S3 ストレージクラス

サーバー側の暗号化を使用したデータの保護

最終更新日: 2019年05月30日